会社設立・起業後にホームページが必要になるケースは多々あります。
ホームページを開設するにあたって準備の仕方を解説します。
会社設立・起業後のホームページの制作の流れ
今回は、ホームページの制作・運用を外部に依頼する際の、開設準備の仕方を解説します。
開設準備をするにあたって、そもそもホームページの開設はどのような流れで行われるか分からないと、準備の使用がありません。
ですから、先にホームページの制作の流れを説明します。
大まかな流れは以下になります。
・依頼主と依頼先(WEB制作事業者・代理店)との初回の打ち合わせ
・ホームページの構成の確認
・ワイヤーフレーム(骨組み)の確認
・素材(ロゴ・写真・文言)等の提供
・デザインカンプの確認
・デモサイトの確認
・完成
と、大まかにこのような流れになります。
会社設立・起業後にホームページ作成するにあたり決めておくこと
先に外部に依頼するさいのホームページ制作の流れを見ていきました。
この一番最初のステップである打ち合わせの段階で、しっかりと依頼者側の意向を制作者へ伝えておく必要があります。
これは、制作者側がヒアリング時に深く聞くため、最初の相談時に完全に決まっていなくとも、制作していく中で、決まって行けば問題はありませんが、スムーズに進行するためにも、依頼者側でしっかり決めておきましょう。
実際に、最初のステップで伝える大まかな事項は以下のとおりです。
- ホームページを作る目的
- 商品・サービスのターゲット
- ロゴの有無
- イメージカラー
- デザインのイメージ
- 商品・サービスの内容
- 商品・サービスを購入するまでの流れ
- ホームページが必要になる時期・納期
- どこからどこまでを依頼するか
これを順を追って説明します。
会社設立・起業後にホームページを作る目的とは
ホームページを作る目的はいろいろあります。
起業したての頃は、名刺代わりや信用目的のために、ただ1ページだけあればよいホームページを検討する場合もありますし、WEBからの集客を考えている法人は、ブログシステムや独自システムを用いて、コンテンツを拡充し、ホームページを上位表示させて、購買までのルートを確保するなど様々な目的があります。
その目的次第で、どのような手段を用いてホームページを作っていくか大まかにきまるため、目的は必ず決めておきましょう。
商品・サービスのターゲットを決める
ホームページを作成において、商品・サービスのターゲット選定は重要です。
10代20代の女性に向けたホームページと、50~60代男性向けのホームページではテイストが全然違うことは想像できるでしょう。
どのような色使い、構成を組んでいくかが決まりますので、ターゲットやイメージ、雰囲気は、商品・サービスのイメージと乖離が無いように決める必要があります。
ホームページ作成においてロゴの有無を確認する
ホームページ作成において、ロゴがあるか無いかで大きく変わります。
普通、ロゴは何もなければ同じものを使い続ける事になります。
ホームページにおいても、サービスや会社のロゴを使用し、構成を組んでいきます。
ロゴのテイストからホームページのテーマイメージや、テイストを決めますので、そもそもロゴを使うのか否か、ロゴは既にできあがっているのか、いつ出来上がるのかを確認しましょう。
まだ、ロゴの手配が済んでいなければ、WEB制作事業者にそのまま依頼するのもひとつの手です。
基本的には、ロゴはあった方がよいですので、商品・サービスのイメージにあったロゴを作る事をおすすめします。
ホームページのイメージカラーを決める
基本的には、ロゴがあるのであれば、ロゴからイメージカラーを取ってくることが多いですが、依頼者側で、強い要望があるのであれば、イメージカラーをしっかりと伝えることは大切です。
商品・サービスの印象に関わってきますので、慎重にイメージカラーを設定しましょう。
色に関する知識が無ければ、制作者側に委ねるのも一つの手です。
デザインが分かる人に任せてしまった方が、よいデザインが仕上がることが多いので、臆することなく任せてしまいましょう。
デザインのイメージを想像しいくつか参考を用意しておく
ホームページを何度か作った事がある方であれば、ある程度、言葉のみでイメージを伝える事もできるかもしれません。
はじめてホームページを作る方は、デザインのイメージと言われてもピンとくることが無いでしょう。
ですから、参考となるサイトを2~4個ほど、見つけておいて、打ち合わせの際に、制作者側へイメージを伝えておくと良いでしょう。
ホームページによっては、色の使い方や動き、写真や動画、スライダーの使い方など、特徴的な物があります。
自社の商品やサービスのイメージを深く伝えるためにも、いくつか参考となるサイトを見せてしまうのも、ホームページ作成を外さないためには必要です。
商品・サービスの内容・購入までの流れ決めておく
会社設立・起業をしたのであれば、商品やサービスが既に決まっている事が多いですが、まだ決まりきっていない場合もあります。
ホームページを作る際には必ず決めておきましょう。
商品やサービスの内容や購入方法によっては、特殊なケースもあります。
ホームページを見て、サービスの内容や購入の方法が分かりづらければ後々トラブルに発展することもあります。
公式ホームページとなりますから、実態と相違がないようにあらかじめ決めたうえで、ホームページへ掲載しましょう。
ホームページが必要になる時期・納期を決めよう
ホームページを決める上で、必要になる時期は先に決めておきましょう。
銀行への融資相談時にはホームページがあった方が良いです。
また、本格的にサービスを開始したり、告知したりする時期がいつなのかを決めておかないと、制作側の都合通りになってしまうこともあります。
あまりにスケジュールがタイト過ぎても、クオリティが落ちることもありますので、必要になる時期を決めたうえで、打ち合わせの際には、制作者側と相談の上、決めていきましょう。
どこからどこまでを制作者側へ依頼するか
最後に、もっとも重要なことになります。
ホームページ制作側へどこからどこまでを依頼するのかです。
ホームページ制作は大きく、制作と運用の2つに分けられます。
また、制作は細かくすると、ディレクション、サイトの構成、ワイヤーフレーム、デザイン、コーディング、画像・写真等の素材、文章などの要素があります。
打ち合わせですり合わせることにはなりますが、これらのどこからどこまでを依頼者側で用意するのか、制作者側で用意するのかを決めないと、後々トラブルになりかねません。
例えば、制作者側にこの全てをお願いしたら、商品・サービスの事を理解しておらず、全くイメージと異なる文章構成になっていた、、、。
であったり、全て依頼したら思っていた以上に高くついた、、、。ということもあります。
商品・サービスについて一番理解しているのは、依頼者です。
それを汲み取り、分かりやすく、かつさらに良く見せていくのがホームページであり、制作者側の腕の見せ所です。
それを十分に理解したうえで、依頼する部分を決めていきましょう。
以上が、会社設立・起業後にホームページを開設する方に向けた準備になります。
もし、ホームページを作成検討している方や、不安がある方は、是非、以下よりお問い合わせください。
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